コンセプト作りって悩みだすと数年間決まらないということが普通にあるくらい、沼にハマってしまうと抜け出すのが大変なんですよね。
自分も、コンセプト作りで長い間、悩んでいた時期があるので、そのもどかしさを過去に痛感しています。その悩んだ時期があったからこそ、得ることができたコンセプト作りの沼から脱却する方法の1つをお伝えしようと思います。
それは、コンセプトの要素を1つ選ぶということです。
どういうことかというと、まずコンセプトには、大きく分けて4つの要素に分けることができます。
コンセプトの4つの要素
・ターゲット
・ベネフィット
・メソッド
・実績
・「誰に対して」
・「どんな利益を与えることができるのか」
・「どんな方法で」
・「これまでどんな結果を残してきたのか」
ということです。
この4つの要素の中から、一番情熱のあるものを選びます。そうすることで、どんどんコンセプトの輪郭が出来上がってきます。
これは、食べたいものを決めるときと、同じことが言えます。あまりにも漠然として前提の中で、何を食べようか考えたときになかなか決めることができないということはけっこうあると思いますが、
・何系にするのか(和食、洋食、中華、タイ、インドなど)
をとりあえず決めてしまうと、一気に行く食べるものが決まりやすくなります。
他にも
・エリア(東京、〇〇ビルの中、駅前など)
・味(甘い系、辛い系、すっぱい系)
などから決めてもなんでも良いです。
とりあえず、一番情熱のある要素を選ぶことが重要です。
コンセプトが重要だとわかっている人ほど、決めきることができないまま、悩み続けてしまう傾向にありますが、あくまでも仮コンセプトくらいに考えてスタートするくらいのイメージで大丈夫です。
実際にコンセプトを掲げてからでないと、わからないことがたくさんあるので、後々、気づきは発見があって、方向性を変えて、コンセプトを新たに作り直すということは、何度やっても良いわけです。
ということで、コンセプトが決められずに悩んでいるときは、コンセプトの4つ要素を書き出して、その中で一番情熱のあるものをとりあえず1つ選ぶと、コンセプトが決まりやすくなるという話でした。
コメント